December 2009
15 posts
Dec 31st
“「だから上手くいくと確信したんだ」宇宙小説のあとにはロケットが登場した。だからカバラ小説のあとには……”
– 「四色問題」バリントン・j・ベイリー
Dec 30th
Dec 29th
○○みたいな話
実際に起きていることを評して「それはまるでマンガみたいな話だ」というのは良く聞く言葉だが、「それは小説みたいな話だ」はあまりきかない。もし「小説みたいな話」と言われたら、個人的な感覚では、作り話っぽい人情話と言う意味にとるかなと思うが、そもそもあまりそれを聞く機会もないし、「マンガみたいな話」にくらべて汎用性も低そうだ。...
Dec 24th
軟体動物のハイレベルな知性:道具を使うタコ →
知性をどう定義するかによるのだろうが、人間がサピエンスと自分らの学名にするほどアイデンティティとする「知性」は人間だけのものではなさそうだ。 もちろん人間的「知性」の到達においては人間が最も高いという自己撞着的な物言い派することはできるが、少なくとも量の問題でしかないとしたら、知性は人間を「はじめた」ものと言うよりは、「はじまった」ために大きくなったものなのではとも思えてしまう。 「はじめた」ものは二足歩行とかかも知れないし、贈与だとかおばあさんの存在だとかいろんな説を見たことがあるが、知性にのみプライドをもって人間の証明と思っていると、アイデンティティの足をすくわれそうだなと思った。 (動物が「知性」と思われるような行動をすることが分かったこの頃は抽象指向をする知性が人間独自とする論もあるようだが)
Dec 21st
太陽光レーザーとマグネシウムは、石油を置き換えるか? →
どこまで実現性有る話なのかわからないが、電気エネルギーコストを大きく下げる研究が進行中のようだ。核融合研究のスピンアウトのレーザ技術がマグネシウム抽出に使えることから、マグネシウム基盤の社会エネルギーインフラを作って行けば、90年代から0年代におきたような情報のフリー化がエネルギーにおいても起きてゆくのではということのようだ。 エネルギーが無尽蔵(に近い)ならば、量を質に転化することで、世の中のあらゆるものが安くなって行くことも実現性があるのかもしれない。それが環境負荷がかからないエネルギーならなおさら良いのだが、その中でも安くならないものとは、その中でも残る付加価値とはなにか。もしエネルギーのデフレにより、情報のデフレによる失われそうな産業同様、消えて行く産業がでるのなら、我々の生活は何がよくなり、なにが悪くなるのか。...
Dec 20th
sheなんたら系
この頃アシッドフォークというかポストロックというか、ジャンル名はおいといて、アコースティックで内省的な音楽を拾い聴きしてるが、この手にsheなんたら系(別にheでもよいが)と言う型があるなあと思った。 こんな説明では、なんだかよく分からないと思うけど例えば適当にでっち上げるとこういうやつ。 1)彼女の名はなんたら 2)朝起きてなんたらはママレードを作る 3)太陽が輝き小鳥が鳴く 4)ラララーラララー 5)なんたらは幸せだった 6)つらく厳しい現実があれこれだけど 7)ラララーラララー 8)なんたらはママレードを作る 具体例出さないとちゃんと分析できないとは思うが、日常の描写を淡々としながらなんとなく幻想的・ロマン的に持ってゆく手法がどうもここに隠れているような気がする。 個人から自然に移る、具体から一般にうつるこの狭間になにか世の神秘がありそうな気がする。 あとラララーに。
Dec 17th
蜂の失踪
米国で、大量の蜂が突然失踪していなくなってしまうというのが数年前から騒ぎになっていて、そのへんの記事や書物が日本でも結構出て話題になっているようだ。ミツバチが大量にいなくなってしまっているというのは事実で、蜜の供給というよりも果物等の受粉の道具として使われている現在のミツバチが大量に消えるというのは、果物農業の根幹を揺るがすような騒ぎなのだらしいが、この件では、その影響度もさることながら、「突然失踪」というところがどうも不気味に響く。集団でヒステリー状態でどこかに飛んでいってしまうのだろうかとか、変な電波(?)でも出てきて突然ミツバチがばたばた落ちてくるのだろうかとか、オカルティックな想像が沸いてしまう。...
Dec 15th
ウェンディーズが日本撤退 →
ウェンディーズが日本撤退と言うことらしいが、黒字にもかかわらず、親会社の業務選択と集中の戦略の中で切り捨てることとなったようだ。経営として、将来戦略や経費の圧縮等の必要性から撤退の決断がなされるのはあるのだろうが、黒字と言う指標はそれを支持する、必要とする母体がいたという証明なんだろうから、それがなくならざるをえない、という現状の商売の状況といのはなんなんだろうと思うが、今日思ったのはそれではなくて、この間たまたまウェンディーズに行った時のこと。...
Dec 14th
継続のわけ
コードギアスに新作がと言う話が報道されているようだが、あの終わりにどう続けるの、と疑問を持つ中で、そういや、きりよく終わったはずなのに更に続けた物語ってどんなのあったっけ、どんな続きかたしたっけ、と思ったのでまとめてみた。 1.ガンダム=>Zガンダム ・戦いが終わり、将来のニュータイプの可能性を示唆したハッピーエンドの大団円であり、これで終わってもまったく問題ない状態から、(ガンプラの)あまりの大ヒットで次を作らざるを得なくなった。 ・しかし主人公やその他主要人物が生き残った上での続編であるから、やる気になれば、いくらでも続きは作れるのだろうが、主人公を変えて継続させていったというのは監督のせめてもの抵抗か? (主人公殺してもやめられなかったドラゴンボールと言うのもあるが)...
Dec 10th
Dec 7th
マスの広告収入落ちるが始まり
TVや新聞などのメディアの凋落は、盛んに言われているし、実際その景気の悪さは仕事とかで関わる時にも感じられるが、これってネットにやられたと言う(ましてやネットの不法コンテンツのせいで凋落したという)視点にどうも違和感があったが、ネットのことは置いといて、単に不景気で広告収入落ちているので力も落ちている、と考えれば自分的にすっきりするなあと思い至った。  ネットが無関係と言うわけではなく、ネットの影響と不景気の影響を、独立の要素として、分けて考えればすっきりすると言うこと。  ネットがいくら勃興しようとも、広告に回る資金が大きくなっている状態なら旧来のメディアはそのままでいられたろうし、資金が減って行く状態でもネットの勃興が無ければ独占的地位が高い広告単金を維持できたかもしれない。  ゼロサムゲームの状況になって初めて起きることが今起きているのか。 ...
Dec 3rd
ジャンルの広がりが止まった理由
先日にジャンルの広がりが止まる時のことを書いたが、そういやいろんなジャンルの広がりがなぜ止まったのか考えるのも面白いと思ったので思いつくものを網羅してみた。 1.音楽系 1)ハウス ・ダンスミュージックの中でも現在の最大派閥の始祖なので、広義では今でもその子孫がジャンルを広げ続けているが、ジャンルとして語るにはあまりに範囲が広くなりすぎるため、ジャンルの広がるなかで、広がった先がどんどんと枝分かれをして別の名前のジャンルとして自立してしまうので、結果的に、この名のジャンルの中に残るのは、ガラージとトラック物など典型的なハウスと思えるものとなってしまうという動きがジャンルの限界になっている。 ・そういう意味ではジャンルの広がりがなくなったというのは不正確だが、ハウスと言う言葉の広がりは少なくとも現在かなり制限されていると思う。...
Dec 2nd
“<鈍い意味>は言葉(ラング)の中にはない(シンボルのなかにさえない)”
– 第三の意味 -ロラン・バルト
Dec 1st